
8月27日(日)
今年の夏のイベント「みちくさサマーランド2017」が無事終わった。
当日キャンセルされた方も遅刻された方も一人もいなかった。みんなこの日を楽しみに待っててくれた。

「みちくさサマーランド」は夏のお祭的風物詩になったらいいなぁと思って2014年からスタートしたみちくさ教室の美味しくて楽しい特別企画。今回のサマーランドでは、PineFieldsMarketの人気アイスPFPをイメージしたアイス型アレンジと、みちくさ教室専用ノオトを活版印刷機や箔押し機を使って自分の手で作る教室を行った。
教室後のデザートタイムには、PFMのコッペパンサンドとガスパチョ、そして大人気のアイスPFPをみんなに食べてもらった。どのサンドもアイスもとっても美味しそうで、みんな満足気だった。

アトリエみちくさというお花屋さんは「みちくさ教室」から始まった。まだ社会経験の浅い22歳そこらの娘が始めた花屋には、当時頼れるものがちょっとしたオーダーフラワーとお花の教室しかなかった。
純粋な気持ちでお花遊びを楽しんでもらおう、精一杯の愛嬌と笑顔があればきっとまたお花の教室に来てくれる。
そう思ってずっと続けてきた、今でも変わらない大切な時間。

ここ数年の間に、お店の形態も一緒に働いてくれるスタッフもめまぐるしく変わり、今年に入って間もなく「みちくさ教室」は初めて長期間お休みしてしまった。
みちくさがみちくさでなくなってしまう、そんな時間だった。



今回のサマーランドで久々に会えた生徒さんの顔を見ることができたことが何より嬉しかった。



オアシスをアイスに見立てて、お花をトッピング。決して花材は多くないぶん、バランスよく作るのが案外難しい。”おいしい”アレンジを頑張ってみんな上手に作ってた。うん、美味しそう!





みちくさ教室に来てくれる生徒さんたちとの時間はとても楽しい。近所の保健所や日赤で働いている生徒さん、いつも一人でも楽しく参加してくれる生徒さん、子育て奮闘中のママ、かわいい姉妹、職場の同僚御一行さんたち、嫁ぎ先から帰ってきた時だけ参加できる生徒さん、本当にいろんな生徒さんがいてみんな年齢も環境も趣味もバラバラ。
それが思いのほか気楽でとても楽しい時間につながってる。









みちくさは花屋としては少し変わっていて、デザインや印刷を通してお花を身近に感じてもらおうとあれこれ考えてるお店。今日のみちくさノオトは活版印刷機や箔押し機を使ってみんなに図案をぎゅっと押してもらった。物珍しい印刷機にみんな興味津々、わずかな体験でもとても楽しんでもらえたと思う。



普段のみちくさ教室で行う「親子参加教室」も枠が少なくなってしまい、お断りすることも多くなってしまった。今回のサマーランドも当初は親子教室の枠は設けていなかったんだけれど、色々考えてギリギリのところで作ることができた。普段の教室とはちがう空気になんだかおとなしかったりちょっぴり泣いちゃったり。それでもアイスを一口食べたら、ね。

本当に信頼している仲間はずっと大切にしたい。PFMのキヌちゃん、カズちゃん、ミユキちゃんは裏表のない本当にキュートな三人。今回も快く協力してくれたこと、美味しいパンやアイスを作ってくれたこと、本当に感謝してる。





みんな美味しい作品ができた!


お土産はドライフラワーの詰め合わせを自分で作って。

楽しい、一日はあっという間。お疲れさまでした。


やっぱりみちくさにとっていちばん大事なのは、この時間なのかな。これからもずっと大切にしていきたいことが、この二日間にありました。みんなにとっていつも幸せで楽しいみちくさであり続けるための力をもらいました。
参加してくださった生徒さん、ありがとうございます。
次はウインターランド。楽しみに待っててください。

一朝一夕では作れない、時間をかけてゆっくりと繋がり大切になるものって、あるね。