みちくさの仕事は、普段お花を買いに来てくださるお客さんや教室の生徒さんからの相談も多い。
今回は中学校でワークショップを行って欲しいとの依頼。予算や時間的に難しければ断ってもらって構わないとのことだったが、良いアイデアが浮かんだので引き受けることにした。

教えるのは卒業が迫ってきた中学3年生。もちろん受験に向けてラストスパート真っ只中である。5クラス160名の生徒を一気に教えるのは難しかったので、5,6時間目を使って2回に分けて開講。

この「5時間目」とか一コマ50分という社会に出たら縁遠くなる単位が新鮮だ。校庭に向かって大声をあげる先生、放課の間にゾロゾロ移動する生徒たち。全てが懐かしい風景。

今回は「ガーベラの花を一輪包もう」というワークショップを企画した。特に卒業だからというわけでもなく誰かにお花をあげてみようくらいなもの。学校に通う子供たちの家庭環境はさまざまだ。特定の人に向けたモノゴトを作らない、というのもなんとなく理解する。

シンプルにお花を包むだけであれば5分10分で終わってしまうので、ガーベラという花が花屋にとってどんな存在であるか、どうやって品種が増えたとかちょっとしたアカデミックな説明も交えながら自分なりに50分を組み立てた。結構この時間配分を考えるのが好きで今回もそれなりにうまく構成できたと思う。それっぽい喋りも含めて自画自賛。

やっぱり中学生は微妙な年頃なんだなというのも端々で実感した。カッコつけるところ、人と合わせたいところ、愛想の良いところ、色々。我が家にいる同じ学年の娘も学校ではきっとこんな感じなんだろう。

2時間はあっという間。帰り支度をしていると下校する生徒たちが皆ありがとうございました、と会釈をする。手に花を持つ姿がとても良い。たまにはこんな仕事もいいなと感じた一日だった。

お手伝いしてくれたみちくさ教室の生徒さん、上原“先生”もありがとう。感謝。

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