ここ最近よくお問い合わせいただくようになったアイテム、エスコートカード。
海外のウェディングでよく見かけるエスコートカードは、見た目がかわいくて多くの人がやってみたい!と憧れるウェディングアイテムの一つ。
ちなみにエスコートカードって何?って聞かれることも多いのでカンタンに説明すると、”披露宴やパーティの時、貴方はこのテーブルに座ってくださいね”と受付やウェルカムスペースで案内する席札のようなカードのことで、自分の名前を探して持っていくのが一般的な様式。海外の結婚式では自由に着席してもらうスタイルが主流なので、テーブルナンバーが書かれたエスコートカードがあればお席までご案内できるというもの。いたってシンプルなアイテム。

自由なデザイン

エスコートカードのデザインを調べていくと、本当にいろんなアイデアがありました。
アンティークな鍵や貝殻、ボタンを使ったもの、コルクやカードスタンドに立てたもの、カリグラフィで一枚ずつ手書きで書いたもの、などなど。
席札と違って一箇所に集めてセッティングするエスコートカードは、さながら綺麗に盛り付けられたスイーツビュッフェのよう。なるほど、やりたくなるのも頷ける可愛い空間ができあがります。

エスコートカードを使ってみたい

じゃあ、席次表と席札を用意するのがまだ一般的な日本の結婚式ではどうやって使えばいいんだろう?
式場によっては「それ何ですか?」とエスコートカードの存在をまだ知らないプランナーさんも少なくない。結婚式のアイデアをたくさん探している花嫁さんにはよく知られたアイテムかもしれないけれど、一般的にはそれぐらいまだ浸透していないアイテムでもある。やりたいことが式場や受付係の方にうまく伝わるか不安に思う気持ちもよくわかります。まずは知ってもらうことから。
もし海外のウェディングと同様な使い方をしたければ、様々な人に協力してもらうのは必須。かといって、そこまでお願いするのは正直難しい。。。といった場合はエスコートカードとは別に席札も用意しておけば、確実にゲストをご案内できるのではないでしょうか。名札を二種類も用意するのはちょっと無駄な気がしないでもないけれど、ゲストが困らないためには必要なアイテムかと思います。

演出のひとつとして考える

海外スタイルをそのまま一般的な挙式で採用しようとするとやっぱりハードルは高くなるでしょう。日本の座席表は自分の座席を知らせるだけでなく、どんな方が出席されているか知るきっかけも含めているので簡単に失くすことはできないもの。エスコートカードはあくまで演出として捉え、受付周りやウェルカムスペースを華やかに演出してくれる小物として考えるのも一つです。
海外のようなイメージで使いたい場合は、カジュアルな1.5次会や二次会など自由席を採用しやすい場面に向いてるかもしれません。
ちなみに、みちくさでエスコートカードを頼んでくれた最初の新郎新婦は、ウェルカムスペースのコーディネートとしての活用にもう一つアイデアをプラスしていました。カードにショート丈のリボンを結んで置き、あとでみんなでつなげてもらいリングリレーに使うそうです。ナイスアイデア!

今回新たにみちくさペーパーアイテムのラインナップに加わったエスコートカードSPROUTは、お花やグリーンを添えたシンプルで可愛いネイチャー感溢れるカード。
しおり型のカードは、クリップに挟んで吊るしたり、机に並べたりホルダーに立てて飾ったり、様々なシチュエーションを想定しています。エスコートカードと同じデザインの席札もご用意しましたので、セットで使っていただければよりゲストに配慮したものに。ピック型、自立型のテーブルナンバーもあります。

これから新たなウェディングの定番になる可能性を秘めたエスコートカード。
結婚する二人の憧れとゲストの満足に繋がる空間が広がるといいですね。