8月12、13日と開催した夏のブライダルフェア、
私たちの率直な感想は

「嬉しかった」の一言につきます。

これから結婚する二人にも、きっと伝わったものがあったと思います。うん。

正直な話、去年と同じような規模でお客さんを呼ぶことはできませんでした。
現状のみちくさの体制、激変するブライダル、そのほか”変わった”いろいろなこと。
そんな状況の中、直前まで抱き続けていた不安。

けれども、それは杞憂に過ぎませんでした。

年が明けてから、猛烈なペースで新デザインのペーパーアイテムを試行錯誤、デザインしてきました。
その中でも初めて作ったアイテムが、SPROUTというエスコートカード。どうしても自分の中でエスコートカードに良いイメージが浮かばなかったのですが、この夏ようやく形になりました。

お店に入ってすぐのコーナーに実際の挙式をイメージしてセッティング。一枚一枚はごくシンプルなカードですが、いろんな表情をしたお花やグリーンが並んだ姿は否が応でもテンションが上がります。可愛い。
今回のフェアで実物を見てご注文いただいた方も多く、反応は上々。やったー。

2Fのフロアには、ペーパーアイテムの新シリーズSTANDARD2から「MOUNTAIN IS THE BACK」をテーマに、メインテーブル&ゲストテーブルをコーディネートしました。
今回のフェアで伝えたかったことの一つが”ウェディングテーマの一貫性”。
やりたいイメージがたくさんあるのは良いことですが、その選択次第ではちぐはぐな結婚式になってしまいます。ラスティック、ナチュラルグリーン、トラディッショナル、ビビッドカラー、アンティーク、結婚式のイメージってほんと色々あります。けれど、四番バッターばかり集めたドリームチームは得てしてまとまらないもの。まず自分たちのカラーやテーマ、コンセプトを決めて、そこから逸脱しないことを意識してコーディネートを考えると良いよ〜、とお話ししました。

MOUNTAIN IS THE BACKのコーディネートは、小物を最小限に抑えて花器とキャンドルに合わせたグリーンが映えるようにシンプル&ざっくりワイルドに。普段はよく使うアンティーク小物も今回は極力排除し、関連性のあるアイテムのみ飾りました。好きだけど、あえて飾らない。引き算の美学。
天井からのお花の飾り方は、僕らが尊敬し唯一の仲間であるフラワーショップfarverから学んだもの。
なかなか名古屋の式場では難しい方法だけれど、これから具体的にどうやって提案できるか考えたい。

テーブルへのこだわりは、やはりみんなたくさんありました。

 

彼女は悩んでいた。

自分が一目惚れしたアイテムを使いたい。
彼にも自分がやりたいことをきちんと理解してもらえるかな。
親族やゲストの方は不便じゃないかな。

周りを思う優しい気持ちと自分の憧れとの葛藤。

どんな方法があるか、一緒に考えた。
いっぱいアイデアをだした。

僕らと一緒に出した答えに、彼女は笑顔だった。

理想をかたちにするために必要なことはモノの良さやお金だけじゃない。
相手を思いやる気持ちもとても大切なんだな。

彼女の周囲への思いやり。
僕らの彼女への思いやり。

思いは伝わり重なる。

平山広一は、僕らが目黒のCLASKAでお世話になりはじめて数回目のフェアで出会った。

彼の描く線からは愛が溢れている。

僕らの思いも彼に託している。

”幸せになれる絵”って、描いてもらってはじめて分かるね。

 

 

 

 

彼女は旦那さんの仕事が終わるのをずっと待ってた。

一人で慣れないお店に長時間いるのは、きっと寂しく緊張してたに違いない。

少しでも和むように、ゆっくり彼女の話を聞いた。

 

ややあって仕事を終えた旦那さんがお店に到着。

これがいいな、この組み合わせもいいね。

物腰の柔らかい彼とのやりとり。
少しずつ見えてくる結婚式の輪郭。
二人の描いたシルエットに新しいMEL2の席次表がぴったりと収まった。

 

 

二日目の日曜日は、ウェディングスクール「MADE BY Y&M」のリース作り教室も開講しました。
仲良く協力しながら、”あーでもないこーでもない”。時にはちょっとお節介を焼いてみたり。
それぞれ思い思いのリースを作っている風景はとても和やかで、他愛もないおしゃべりも交えた時間はあっという間に過ぎていきました。

 

 

 

今はインスタグラムやwebを使って、膨大な情報量の中から結婚式のアイデアを探す時代。
簡単に情報が手に入りやすくなった一方、写真や文字だけでは見えない部分(見せたくない部分)もたくさんあり、本当にセンスの良いものや有益になるものを見極めるのは案外難しいものです。

”僕らがいちばん”と言った思い上がりは決してありませんが、どんなお店でどんなものをどんな人が作っているのか見てもらえる場所と時間ってとても重要なことだな、と思いました。
この二日間、直接見て触れて話をしてもらったことはリアル。iphoneの画像だけでは伝わらない部分。

これから結婚する二人にも伝わりますように。

ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございます。
ご注文頂いたお客さま、これからしっかりスタッフ一同サポートしていきますので、
どうぞよろしくお願い致します!

アトリエみちくさ 井本 幸太郎